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特別版-ポストシーズンのあり方- [スポーツビジネス]

セ・リーグも来シーズンからプレーオフ制度を導入するらしい。本来なら球団数を増加した上でのプレーオフを望みたいところだが、現状をみると急激な球団増加は可能性が低く困難であるため、セ・リーグが提示しているレギュラーシーズンとポストシーズンを分ける方式にはある程度理解が示せる。これはNBAで採用されている方式(各リーグ8位まで出場)と共通点がある方式で、レギュラーシーズンの優勝チームは長丁場のシーズンでの優勝というように明確に位置づけ、そのシステムでの優勝を称え、そのシーズンの上位チームで戦うポストシーズンは、レギュラーシーズンとはまた違ったトーナメントでの戦い方を見ることができる場所と捉えることでその存在意義を示すことができる。その頂点に立つには、リーグ戦とトーナメントという2つの方式での戦い方を勝ち抜いてこそ王者になりうるのである。この方式だと「あのチームはレギュラーシーズンは強いんだけど、ポストシーズンの勝ち方を知らないんだよな。やはりポストシーズンにはベテランの影響力が大きい。」といったような会話も生まれるのである。セ・リーグとパ・リーグが同じ方式に統一され、MLBのようにポストシーズンが待ち遠しいというような雰囲気が日本でも生まれれば最高である。

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特別版-理想とするボールパーク- [スポーツビジネス]

2009年にニューヨークに2つの新球場がオープンする。新ヤンキースタジアムとニューヨーク・メッツの新球場だ。この2つの球場は、天然芝でオープンエアーの球場であり、ボールパークの理想の姿をしている。下図は、新たに発表されたニューヨーク・メッツの新球場であるが、かつてニューヨークに本拠地を置いたドジャースのエベッツ・フィールド(Ebbets Field)のイメージを外観に取り入れ、収容人員はシェイ・スタジアムより約1万2000人減って4万5000人となったようだ。そのために座席の間隔が広くなるほか、スイートルームなどの個室も増えるらしい。アメリカでは野球を文化として生活の一部と位置づけていることや球団が本拠地としていることの意義を理解しているために自治体でも多額の建設費を負担する。日本もいずれこのような形になり、今後ニューヨークで建設されるような球場が建設されるようになることを強く望みたい。特に、新球団としてボールパークを目指している東北楽天ゴールデンイーグルスにおいてフルキャストスタジアム宮城がこのような理想の球場に近づけるようによりいっそう自治体をあげての応援を期待したい。
また、東北楽天イーグルスの2軍チームの球場に関しては、東北楽天イーグルス2軍チームの第2回目の「ボールパーク構想」に記載しています。


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球団経営 宮城と山形の温度差 [スポーツビジネス]

東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天イーグルス)の1軍が仙台市、2軍が山形県に本拠地を置いた2005年、GWにフルキャストスタジアム宮城(以下、フルスタ)で1軍戦を、夏に山形県営野球場で2軍戦を観戦したが、1軍2軍という大きな違いはあるがその両県の盛り上がりの温度差はそれ以上に大きなものがあった。それを示すデータの一つとして、山形県で2試合行われた1軍戦の観客者数がある。山形で行われたのが平日そしてオリックス戦と、楽天イーグルス主催試合で最も観客者数が少ないカードであったが、その観客者数は東北の他県で行われたどの試合よりも少なく、フルスタで行われた全試合より少ない。山形で行われたほんの2試合にもかかわらず応援できなかったのは本当に寂しい状況である。この現状を踏まえ、山形県では2軍とはいえプロの野球チームが本拠地としている意味を再理解し、行政、民間ともに協力し合いわが町のチームとして盛り上げていかなければならない。本拠地が他へ移ってから気が付くようでは、今後将来的に山形県は魅力的な県として成り立たないであろう。そのようにならないためにも、この山形経済研究所から様々なアイデアも含めて山形県へ訴えていきたい。

【2005年東北楽天ゴールデンイーグルス主催試合観客者数】

緑=他県開催、青=土曜日開催、赤=日曜日開催、楽天カラー=平日開催


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観客者数増加策③<インフラ整備> [スポーツビジネス]

観客数者数増加策の第3回目としては、球場自体、その周辺、球場へのアクセス等のインフラ整備について考えてみたい。球場に関するインフラ整備はすべて山形県による整備であり、費用は税金で賄うことになる。

スタジアム
以前、球場のインフラ整備としてはボールパーク構想として提案したが、新たな球場の設立は、県民の豊かな生活環境を考えれば単に費用対効果では計れない効果をもたらし最適だと思われるが、実際には場所の選定から費用の捻出等相当の時間がかかるために、現在の山形県野球場を用いたインフラ整備を考えなくてはならない。まず、第一には球場に老若男女が来場できるように清潔感を徹底させなければならない。昨年のフルキャストスタジアム宮城における改修のような大規模な改修はできないものの、観戦座席の交換とトイレの改修は早期に実現させるべきである。中でも早急に取り組まなければならないのはトイレの改修で、女性の来場を促すためにもトイレの改修は非常に重要なポイントである。また、現在より内野の座席数を減らし、新しく観戦しやすい座席に交換することが望ましく、メジャーリーグの内野座席を模倣するのも一つの方法である。ある球団では、やや大きめのゆったりした座席が前後で交互に配列され後ろの座席からの観戦を容易にしている例もある。その他、ドリンクホルダーの全座席への設置も必然であり、可能ならバックスクリーンの交換や内外野天然芝の整備も視野に入れた改修が望ましい。また、球場に関しては実現可能なら山形県野球場より天童市の総合運動公園内の球場を整備し、上記の内容の実現を図りたい。
また、球場に関しては実現可能なら山形県野球場より利用利便性の高い、天童市スポーツセンター内の球場を整備し、上記内容の実現を図り山形県を代表する野球施設にしたい。施設の維持に関してはネーミングライツも導入し、例えば山形バンクスタジアム、でん六スタジアムなど、企業の地域貢献という点からも実現できれば最高である。

クセス手段
山形県野球場までのアクセスは市内からやや遠く、鉄道などの交通機関も十分ではないため球場までのアクセス手段を考慮しなければならない。球場までのシャトルバスという方法もあるが、土曜日曜ならまだしも当初毎試合シャトルバスを運行するのは費用対効果を考えると採算性に疑問が残る。しかし、今後の高齢化社会や観戦中の飲酒等を考えるとある程度シャトルバスの運行も必要であり、球団側と公共での費用の分担や、日にちや試合を限定して運行することなどが求められる。また、自動車社会という東北地方の特性を考えると、自動車での来場に重点を置いたインフラ整備も必要であり、地方に需要がある運転代行サービスとの連係も視野に入れたい。

あるべき姿
スポーツ施設におけるインフラ整備は、基本的には税金で行われるべきであり、税金や規制の撤廃、その他のスポーツビジネスに関する権利関係等を含め自治体の全面協力がなければならない。地方によっては、そのスポーツ施設に便乗した公共事業、事業利益の要求など、あってはならないことが行われているのも事実である。このようなことをしていては、その自治体の品位も疑われ、その県民全体の資質さえ疑われかねない問題である。本来望むべき姿勢としては、施設などは全て用意するのでぜひ来ていただきたいという姿勢である。プロスポーツチームがあることがどれほど幸せなことなのかを十分考えるべきであろう。現在の山形県の支援体制を見る限り、本当に寂しい限りである。


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観客者数増加策②<チケット戦略> [スポーツビジネス]

観客者数増加策の2回目として、チケットによる観客者増加策について各種のチケット戦略を駆使した増加策を考えたい。2軍チームであるだけに1軍のチームとは多くの点で異なった戦略が必要で、より地元に密着したチケット戦略が求められる。

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観客者数増加策①<イベント> [スポーツビジネス]

東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天イーグルス)2軍チームの本拠地である山形県野球場は、第1回、第2回時にも述べたように、山形市内から比較的距離があるのと球場の古さから、球場自体に行くことへの魅力が感じられず、観客者数を増加させるためにはソフトであるゲーム、その他イベント等を充実させ地元球団としての愛着を感じるようになることが必要である。また、仮に ”山形楽天ゴールデンイーグルス” と山形が冠として付いたときにどのような効果があるのかは詳細なデータがないために具体的な判断はできないが、ある程度「おらが町の球団」という意識が芽生えるのではないだろうか。しかし、隣県からの観客を考えると難しいところもある。

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ボールパーク構想 [スポーツビジネス]

第1回目のテーマとしては、今回観戦して最も残念だったのが球場の古さ、施設の古さであったため、新球場建設の必要性をテーマとしたい。山形県野球場は、1980年に山形県中山町に建設された球場であり、収容人員が約25,000人で高校野球の決勝やプロ野球公式戦が行われる球場である。アクセスは、JR左沢線羽前長崎駅から徒歩15~20分の距離で、山形市からやや離れている。

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2軍初観戦@山形県野球場 [スポーツビジネス]

8月9日、巨人vs楽天の2軍の試合を観に山形県野球場@中山町に行って来た。チケットは全ての座席が大人1,000円、子供500で、1軍と比較すると格段に料金は安価だった。しかし、いざ球場に入るとかなり残念な雰囲気が漂っており、球場は古く、盛り上がりに逆効果を与えていた。

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