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観客者数増加策③<インフラ整備> [スポーツビジネス]

観客数者数増加策の第3回目としては、球場自体、その周辺、球場へのアクセス等のインフラ整備について考えてみたい。球場に関するインフラ整備はすべて山形県による整備であり、費用は税金で賄うことになる。

スタジアム
以前、球場のインフラ整備としてはボールパーク構想として提案したが、新たな球場の設立は、県民の豊かな生活環境を考えれば単に費用対効果では計れない効果をもたらし最適だと思われるが、実際には場所の選定から費用の捻出等相当の時間がかかるために、現在の山形県野球場を用いたインフラ整備を考えなくてはならない。まず、第一には球場に老若男女が来場できるように清潔感を徹底させなければならない。昨年のフルキャストスタジアム宮城における改修のような大規模な改修はできないものの、観戦座席の交換とトイレの改修は早期に実現させるべきである。中でも早急に取り組まなければならないのはトイレの改修で、女性の来場を促すためにもトイレの改修は非常に重要なポイントである。また、現在より内野の座席数を減らし、新しく観戦しやすい座席に交換することが望ましく、メジャーリーグの内野座席を模倣するのも一つの方法である。ある球団では、やや大きめのゆったりした座席が前後で交互に配列され後ろの座席からの観戦を容易にしている例もある。その他、ドリンクホルダーの全座席への設置も必然であり、可能ならバックスクリーンの交換や内外野天然芝の整備も視野に入れた改修が望ましい。また、球場に関しては実現可能なら山形県野球場より天童市の総合運動公園内の球場を整備し、上記の内容の実現を図りたい。
また、球場に関しては実現可能なら山形県野球場より利用利便性の高い、天童市スポーツセンター内の球場を整備し、上記内容の実現を図り山形県を代表する野球施設にしたい。施設の維持に関してはネーミングライツも導入し、例えば山形バンクスタジアム、でん六スタジアムなど、企業の地域貢献という点からも実現できれば最高である。

クセス手段
山形県野球場までのアクセスは市内からやや遠く、鉄道などの交通機関も十分ではないため球場までのアクセス手段を考慮しなければならない。球場までのシャトルバスという方法もあるが、土曜日曜ならまだしも当初毎試合シャトルバスを運行するのは費用対効果を考えると採算性に疑問が残る。しかし、今後の高齢化社会や観戦中の飲酒等を考えるとある程度シャトルバスの運行も必要であり、球団側と公共での費用の分担や、日にちや試合を限定して運行することなどが求められる。また、自動車社会という東北地方の特性を考えると、自動車での来場に重点を置いたインフラ整備も必要であり、地方に需要がある運転代行サービスとの連係も視野に入れたい。

あるべき姿
スポーツ施設におけるインフラ整備は、基本的には税金で行われるべきであり、税金や規制の撤廃、その他のスポーツビジネスに関する権利関係等を含め自治体の全面協力がなければならない。地方によっては、そのスポーツ施設に便乗した公共事業、事業利益の要求など、あってはならないことが行われているのも事実である。このようなことをしていては、その自治体の品位も疑われ、その県民全体の資質さえ疑われかねない問題である。本来望むべき姿勢としては、施設などは全て用意するのでぜひ来ていただきたいという姿勢である。プロスポーツチームがあることがどれほど幸せなことなのかを十分考えるべきであろう。現在の山形県の支援体制を見る限り、本当に寂しい限りである。


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