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特別版:LRT(路面電車)と中心市街地活性化 [地域振興]


パリに約70年ぶりにLRT(路面電車)が復活した。交通渋滞の緩和とクリーンな公共交通手段として環境改善にも注目される。約7.9km間のLRT建設に約3億1000万ユーロ(約479億円)の費用がかかっており、また路線の建設によりかえって交通渋滞を悪化させるという意見もあるが、パリという歴史的な都市における将来の環境等も見据えた都市計画、景観への配慮を考えると適切な政策であったのではないだろうか。LRTは、世界的にもストラスブール(仏)やフライブルク(独)のように環境都市の中心となっており、また今後の中心市街地活性化、高齢化社会に寄与するとして日本でも各地で整備計画が持ち上がっている。本日の日本経済新聞に掲載されていた「改正まちづくり3法」の一つ、改正中心市街地再活性化法(中活法)に基づく地域認定の第1号に富山市が候補になっているのも、昨年整備したLRTによる街づくりが注目されているからである。(同じ候補の青森市はコンパクトシティとして注目されている)。今後、日本においてパリの影響などからもLRT整備が盛り上がってくると思われるが、整備する際は財政状況等も含め十分な分析調査を行い整備しなければならない。日本は一つの都市が整備すると十分な分析をしないまま各地に整備し経営破綻する場合が多いため。
日テレNEWS24(http://news24.jp/73430.html

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